毛布と掛け布団、僕は以前は、何の疑いもなく、体の上に毛布、そしてその上に掛け布団、という順番で寝ていました。
普通に考えたら寝床を
敷布団→自分→毛布→掛け布団の順番
でセッティングしている人が多いと思います。もしくは
敷布団→自分→掛け布団→毛布の順番
でセッティングしている人もいるかと思います。
でも新事実を知ってからはこのどちらのパターンでも布団をセッティングしていません。
ここでは冬の毛布の賢い使い方を、その理由と体験談と共にご紹介していきます。

毛布と掛け布団どっちが上かは掛け布団の素材で決まる
冬に活躍する羽毛布団。羽毛布団の場合、毛布は羽毛ふとんの上から掛けるのが正解だそうです。
理由は羽毛布団は人間の発する熱で膨らみ、特徴である保温性を発揮するそうです。ですので、羽毛布団と自分との間には何も入れない方が本来の力を発揮してくれます。
間に毛布を挟むと熱が伝わりにくいってことですね。
で、僕の場合、使っているのが羽毛布団なので、毛布を羽毛布団の上に掛けてみたんですが、効果で言えばそこそこ寝床内の暖かさは上がったかなってのが実体感です。
それも、毛布を掛けたことで暖かさが増したというよりは、毛布を抜いて、直接羽毛布団にくるまれる事でより暖かく感じるからです。

で、綿布団の場合は、毛布の上に掛け布団の順番の方が良いそうです。
羽毛布団の下に毛布を持ってくるのは完全に間違いだったんです。
けど、本当は毛布の実力を最大限に引き出す、もっといい使い方があるんです。

実は毛布は敷くのが一番暖かい
これは何年か前にツイッターで話題となっていた事柄で、元ネタは「ねむりラボ」の1記事らしいんですが、その記事では実は毛布は敷いた方があったか効果が高いとあったんです。
https://twitter.com/okane_tametame/status/995287698934939649

僕もこれを見たときは「へ~その発想なかったわ…」と、思いました。
で、気になったんで実際この順番で寝床をセッティングして寝てみると
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マジかコレ(;゚Д゚)!
毛布は断線敷くほうが暖かい!
毛布と掛け布団どっちが上?とかはもはや何言ってんのレベル。
ぬっくぬくのぽっかぽかです!
最初は半信半疑だったんです、「敷布団に敷くの?毛布を?」って
でもやってみたらすごい効果を実感しました。単なる生活の知恵っていうレベルじゃないんです!
寝に入った瞬間こそ「アレ?本当にこれで寝て大丈夫か?」「風邪ひかないか?」とか思ったんですけど、10分もしないうちにこっちの方が暖かいと感じたんです。
秋口や、春先は毛布を敷く必要がないくらいの気温だけど、真冬は絶対このセッティングの方が寝床内を暖かく保てますよ。
冬の毛布の選び方
さて、肝心の毛布の選び方なんですが、特に新しい物を買う必要はないと思います。
今体に掛けていたものを敷くだけでOK。
それだけで充分手応えがあります。
もし新しく買う場合は、敷く毛布の素材としては肌触りを重視して選ぶのがいいかと思います。
肌触りもよく、顔などに当たっても優しい感触のマイクロファイバー毛布なら、敷くにはとてもいい素材だど思います。自分もこれ使ってます。
もし羽毛ぶとんの上にもう一枚掛ける場合は、より軽い素材のものの方がいいです。
本来、羽毛布団はそれ1枚で使うのが望ましいと言われていますので、あまり重い、ボリュームのある毛布を上から掛けると、羽毛の良さである“軽さ”を殺してしまう事になります。
羽毛布団の上にもう一枚掛ける場合は軽さを重視しましょう。
掛け布団が羽毛布団以外なら保温性の高い毛布がおすすめかと。
羽毛布団でない掛け布団の場合、やはり保温力に不安がありますので、ボリュームがある厚手の物を選ぶほうがいいかと思います。
又、マイクロファイバー、フリース等は家庭でも洗濯できるメリットなどがあります。
肌触り、保温性の他にも価格や、自宅で洗濯できる素材なのかどうかも忘れずにチェックしておいた方がいいですね。

毛布と掛け布団がずれる対策にもなる敷毛布
毛布の上に掛け布団を掛けてしまうと、寝返りをうった時に、毛布と掛け布団が一緒に動かず、毛布の上で掛け布団が滑ることになってしまいます。
僕も以前は毛布と掛け布団がズレて、寝ている途中、毛布1枚になったりして寒くて起きることがよくありました。
でも、毛布を体の下に敷くようになってからはそれがない!
恐らく毛布がズレるとか言ってる人は、掛け布団の下に毛布を敷いてその下に寝ている人達が大半で、毛布を体の下に敷いて寝るという発想自体がまだない人だと思う。
基本的に1番損をしている毛布の使い方だと思います。
人は寝ているあいだに何度も寝返りを打つので、どんどん毛布と掛け布団がズレてくる。
毛布と掛け布団がズレない方法として、掛け布団の上に毛布を掛けることでいくらかこのズレは治まるんですが、そもそももうそんなことで悩むこともなくなりました。
冬は上にかけるのは羽毛布団1枚のみ。寝ている途中、毛布1枚になったりして寒くて起きることもなくなりました。
毛布のズレの観点からも、毛布を敷布団に敷くという工夫はメリット大なのです。
冬場の掛け布団最強は羽毛布団
掛け布団に関しては、冬は綿より羽毛布団が断然おすすめです。
質にもよりますが、羽毛布団以外の掛け布団の場合、毛布を敷いて布団の中のあったか効果を高めたとしても、それ1枚では過ごせず掛毛布を1枚程度必要になってくると思います。
こうなってくると、結局掛け布団の重量増しや、毛布と布団がズレるというデメリットが出てきますので、より快適な睡眠を得たいという人には、冬用に良い羽毛布団を購入する事をおすすめします。
僕は関東在住ですが、敷毛布にしてからは12月、1月と真冬の時期でも掛け布団は羽毛布団1枚で過ごせています。
まとめ
まだ毛布を敷くという発想がない人のためにこの記事を書きました。
毛布を敷くセッティングにしてからは、真冬の睡眠が以前よりは遥かに向上しています。
湯たんぽ等で事前に布団を温めておけば、布団に入った瞬間からヌックヌクです。
毛布と掛け布団の順番で悩んでいるような人に是非今夜から試してもらいたい方法です。
